こちら豊島区池袋雑食課

池袋西口公園古本まつり

池袋で全国最大級の古本市

 青空に彩られた春の陽気の日曜日。ちょっと風が強い中、古本市をやっているというので午後から西口公園へ足を運んだ。
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 最初はよくある物産展とか市民バザー程度の、小さいブースでぼちぼち本が売ってるくらいのもんだろうと軽く考えていたのだが、正直ナメていた。
 実際驚いた。かなり本格的な古本市だった。見渡す限りの古書テント。五十はあろうかという古本屋のブースが、西口公園の噴水広場をギッシリと取り囲んでいる。こりゃいぃねぇぇ~。
 これは元古本屋店主である高野区長の全面支援によるもので、神田や早稲田に匹敵する、全国規模の古本市だという。区長の趣味と実益(?)が掛かってるだけあって、かなり力が入っている模様。
 それじゃぁってんで、何気なく棚を巡り始めると、時々本部ブースの方からメガホンでアナウンスが響いているのに気がついた。
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「写真図鑑で中南米の植物系ございましたらお願いします…」
「業務連絡です、手塚治虫全集をお持ちのご店主様…」

 最初は何だかわからなかったが、どうやら「尋ね本」をやっているらしい。
つまり、欲しい本を本部に尋ねるとブース中に問合せてくれるわけだ。成る程これは賢いし、演出としてもなかなかだと思う。
「古本まつり」ブース同士が一体となっているムードと、「人が探してくれるという温かみと面白さ」の相乗効果がある。
ともすれば陰気臭く押し黙ってしまいがちな古書市に、小気味の良い活気が生まれるなかなかの試みだ。
見て、探して、立ち去るだけじゃない、ってのはいいよな。

 で、実際の「品揃え」だが、実に三十万点とのこと。初版本、往年の雑誌バックナンバーなどは勿論、廃盤レコード、名画パンフの類も潤沢豊富で随時補充しているという。
 和太鼓のステージなども用意され、突発的な1回ものではなく、池袋のイベントとして根付かせたい思いをグッと感じる。
ちなみに今回は26日までの開催で、今後は年二回ほどの定期開催を狙っているという。
こういう事はどんどんやって頂きたい。継続がさらなるイベントムードの醸成に繋がる。
 何気なく手繰った棚から、目当てのモノを探り当てたひと時がたまらない。
勿論あてもなく面白い本を見つけるのも、古本屋巡りの醍醐味だ。
宝捜しの面白さが西口公園にギュッと詰まっている、まさに古書の祭典。俗っぽく言うなれば「古本祭2005 in IWGP」というやつである。
「古本の中の古本、出て来いャ」と区長が言ったか言わぬかはさておき、これはちょっと見直した。

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個人的にはまずTASCHENの本がかなり揃っている事に驚き。東ドイツの広告デザインの本が妙に気になった。需要を作ってるなぁ。
 意外と多い料理関連本。柴田書店の本はやはり美しい。「和の食材」が欲しかったが持ち合わせが少なくて断念。
 物色した挙句、結局幻冬舎のおにぎりの本を購入。おにぎりがひたすら、百個くらい写真入りで載っているという謎の本。おにぎりと具の写真が載っているんだが、ノリ巻いてるようなやつは全部見た目が一緒。なんだこりゃ。
 美味しい握り方も巻末にツラツラ書いてはいるが、結論が「とにかくひたすら握り続ける事」っていうのが笑った。
 確かに仰る通りで、おにぎりだけに上手くまるめこまれてしまった気分。
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by gesotoku | 2005-04-25 08:45

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