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JR山手線・池袋駅で飛び込み

JR山手線・池袋駅で飛び込み、1万5千人に影響 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

人身事故による死亡者が後を絶たない。
一口に人身事故といっても、人がちょっと怪我をした程度でもそのように呼称されるらしい。つまり「ねぼけてドアの戸袋に手を挿まれた」と「勤続数十年の挙句リストラに逢い、将来を悲観して思わず投身」が等しく「人身事故」とアナウンスされているわけで、考えてみたら、それもなんだか、ひどく乱暴な話ではある。

ちなみに去年一年間のJR中央線・人身事故状況を見てみると、

平成16年のJR中央線・人身事故状況
事故件数 30件
死亡者数 23名
人身事故 12.2日につき1件 
死亡者 15.9日につき1名 

実に一ヶ月あたり二人弱のペースで人が撥ねられている。それも中央線だけで。
そもそも彼らの殆どは"意図的に"、猛スピードで突っ込んでくる鉄の塊に"望んで"身を投げ、肉体をバラバラに撥ねられるか、あるいはグチャグチャに引きちぎってもらっているわけで、そんな状況が日常化しているというのは、やっぱりどうしたって異常と言うべきだろう。

そういえば、ここ数年で出た国内自殺者数は、交通事故死の実に三倍以上なんだそうだ。実に猛烈な勢いで陰惨な死体が日々増産されている。そら恐ろしい話だ。

列車が急に動かなくなり、やがて徐に「ジンシンジコの為、少々遅れます」とアナウンスされても、普段は大体「ああ、またか」とか、ともすれば「チッ また遅れんのかよ」などと舌打ちしたり時計を見やったりなどして、その状況を考える事は正直あまり無い。毎日の事ですっかり感覚が麻痺してしまっているのか、鉄道会社の適切な処理の賜物なのか、何にせよ普段我々はあまりそういう事に関して思いを致しにくくはなっている。「人身事故」はそんな日常の風景と化して既にすっかり久しい。

ただ現実として、肉はちぎれ骨は砕かれ、呆気なく命が絶たれる、そんな凄惨な風景が今居るレールのすぐ向こうで起きているわけで、それでも駅の係員は早急に「処理」して、ダイヤ運行をとっとと正常化させねばならないのだから、その苦労というか心労というか、ともかく頭が下がる。後処理をしているのだろう、ビニールシートに包まれた"それ"を文字通り重々しく運搬していく、係員の淡々とした表情を写真で見たことがあるが、ハラが据わった人間とはこういうのを言うのだなぁ、としみじみと思ったものだった。駅というのも牧歌的に見えてなんと殺伐というか業の深いものであるよなぁ。
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by gesotoku | 2005-05-18 16:44 | 雑談・愚痴

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