こちら豊島区池袋雑食課

アタック25の予選会に挑戦してきた

 いろいろあって、こないだの二月十九日、「パネルクイズ アタック25」の予選大会に出席してきた。
 会場は朝日新聞本社新館。日曜日ということもあって、築地市場駅は閑散としていたが、正門に近づくにつれて、それらしげな人々が参集しつつあり、徐々に緊張が高まる。
「あー、やっぱりなぁ」といった風貌の人間から「良識ある一般市民」のお手本みたいな方まで様々。いずれにせよ「アンタ何しにきたの」というような人は、誰も居なかった。ビビってみな賢そうに見えていたのかもしれんが。

 席につくと、もう受験者はほぼ全員揃っており、丁度壇上でおっさんが何やら説明していたところだった。ラフなセーターのおっさんで、いかにもなテレビマンといった風体。簡単な事前説明の後、エントリシートを渡される。これに自己PRや出身大学、仕事先などを書くわけだが、欄の中に「出身クイズ研究会」があるのはいかにもで笑った。笑ったが、同時にゾッとした。そう。ここは、そういうガチな連中が集まる戦場なのだ。
 思わず気になって、隣りの席のシートをチラ見したところ、右の男が「東大出身 化学研究員」、左側の若者に到っては「灘高校クイズ研究会・早稲田政経三年」の文字が墨痕あざやかに(いや鉛筆だけどさ)大書されている。

 ……なんかしらんが思いっきりアウェー気分なのは何故?
 
 特に左の青年はヤバイ。超現役もいいとこじゃないか。と、思っているとすぐに試験の時間に突入。背筋に冷たくなる間もありゃしない。ADとおぼしき女性により試験用紙が配られ、自分のを取って後の席へ回す。こんなの学生時代以来だな。否応無く「試験」なムードで緊張がピリッと走る。

 問題は全三十問。この三十問をわずか八分で応えねばならない。つまり、わずか一問あたり十六秒。分からない問題はガンガン飛ばさないと間に合わないペースだ。素人相手になんと大人げない。このあたりの匙具合も地味ながらシビアで、この辺も"アタック"らしさを感じさせる。

 内容だが、覚えている限りでこんな問題が出ていた。以下参考までに。(反転させると正解が出ます)

・カマンベールチーズの原産国はどこでしょう  正解:フランス
・今の民主党代表は誰でしょう  正解:前原誠司
・自民党の党三役「幹事長」「政調会長」あとひとつは何でしょう  正解:総務会長
・フランスとスペインの間にある山脈は何でしょう   正解:ピレネー山脈
・亜鉛の原子番号は何でしょう  正解:30
・小説「ハリー・ポッター」シリーズの原作者の名前は何でしょう  正解:J.K.ローリング
・平家物語で、船の上の扇を射落とした弓の名手は誰でしょう  正解:那須与一
・「子供が危ない」「スピリチュアル・ヴォイス」などの著書で知られるカウンセラーは誰でしょう  正解:江原啓之
・別のことが気になって集中できない状態を「何の空」というでしょう。  正解:うわ

 といったあたり。
 きついマニアックな問題というよりは、常識問題より若干難しめといったところ。それでも3問くらいはまるでさっぱり分からなかった。完全に空欄である。試験ならぬクイズなので、分からないものを考えたってどうにもならないのだが、それでも口惜しい。この一問がアダとなる。その一口がブタになる。何時の世もシンプルな警句は蓋し名言である。八分はあっというまに過ぎた。自分の感覚では、せいぜい二十点を若干超えたくらいかといった印象。事前に思っていたよりはまずまず出来たが、予選突破なんていやぁムリムリといった心境であった。

 今回予選参加者はは八十人もいたろうか。二十分ほどして採点が終了し、筆記試験の合格者が発表される。テレビマン曰く、
「いつもは十人前後なんですが……今回はダンゴ状態ですねぇ」

どういう意味か。問題が易しかったのか、それとも予選者がハイレベルだったのか。ウゲッ、出来れば後者はカンベンしてくれと狼狽する間もなく、係員が若い番号から順番に読み上げていく。

 自分の受験番号は「8番」である。
「1番!…3番!」
「7番!……」
 どうなんだ???
「…10番!」
 わちゃー。やっぱりなぁ。そらぁそうだよ。見立てが甘かった。俺みたいな物見遊山で来た、少しばかし殿様の野望やらマジックアカデミーが得意くらいで調子ぶっこいちゃったド素人(いや皆すべからく素人だ)なんぞをフルイにかける為の予選会だものなぁ。
「あ、用紙が前後してました。…8番!」

 え。

 それ以降番号が前後した方は居らず、一人クラクラしながらそのまま次段階である面談に突入した。ふと見渡すと(俺の中では)大本命だった、あの「灘高クイズ研出身・早稲田三年」の姿は無かった。あれッ、彼落ちたーッ!? ……なかなか世の中わからんものである。

 面談で何を言ったかはもうよく覚えていないんだが、「元気のある方・声の大きい方が前提。テレビ放送ですから」と言う事なので、それなりに適当に喋って事なきを得た、てなところだったと思う。あと肝心の合格発表だが、
 「合格者には、二週間後通知ハガキが届きます。 向こう一年間の番組出場"権利"が与えられ、出演依頼の対象リストに入れられます」
 ということだそうだ。つまり、受かっても出れるかどうかは確定ではないらしい。へぇ、そういうものなのか。
  
 さて、あれからそろそろ二週間経過したが、俺の元にはまだ何の沙汰も無いわけで……うーん、こりゃダメだったかな?
 まぁ、それでも筆記に受かったわけだし、自分のクイズ力もまんざらでないなと思いつつ、その実今も密かに郵便ポストの向こうに思いを馳せる未練たらたらな俺だった。
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by gesotoku | 2006-03-07 17:48 | 雑談・愚痴

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