こちら豊島区池袋雑食課

ヨシギューという呼称について

 そういえば、吉野家のことを吉牛というのは何故だろう。
 王将の餃子の事を王餃とは言わないし、松屋の牛めしを松牛というのも聞いた事がないし、
富士そばのソバことを富士ソバ……これはちがうな。それら同業他社からして吉野屋は隔絶した何かを持っている、言語文化学の見地から言えば、そういう事になる。きっと。

 しかも「吉牛」は通称としても強固に浸透しているようだ。どれくらい確立しているかというと、「吉牛」で検索すると当の吉野家D&Cの公式ページが出て来る程である。つまり事実上の公認、オルモスト・オフィシャルなものである。(ちなみに「松牛」ではダメだった。なんか違う焼肉店が出てきた)

 しかし、考えてみれば不思議な話である。吉野家はそれだけで充分牛丼の代名詞である。同名のメジャー企業は存在しない。「吉野家に行く」と「牛丼を食べる」はほぼイコールであるはずだ。例えば、「マクドナルドでハンバーガーを食いに行く」はやはり「マック(マクド)行く」であろう。わざわざ「マックバーガー」、「マクバー」等とは言わない。

 これが「松屋」とか「紀伊国屋」というならまだ話はよくわかる。かたや牛めし屋、かたや銀座の高級デパート。かたや本屋、かたや渋谷の高級デパートである。それなら「デパートの紀伊国屋」や「牛めしの松屋」という誤解を避ける為の表現が成立しうる。つまり、区別の要がある。使うべき場面がある。吉野家にはそれがない筈だが。

 つまり、そうした観点からいくといよいよヨシギューという必要は無い。いまでこそ豚丼メインだけれども、かといってヨシギューがその日からヨシブーになるわけでもないわけだし。一体どういうわけなんだろうかなぁ。

 仮説をおもいつくままに書いてみると、

・俺が知らないだけで混同するべき「ヨシノヤ」が他にある

・規模の差で目立たないが、実は「松ギュー」と言ってる人もかなりいる

・「吉野家と同様スタイルの牛丼・定食屋」を総称した概念であり、吉野家そのものズバリを指すわけではない。(同等多数を求める場合にその代表格を呼称する例はよくある。「サランラップ」「チャッカマン」「ヤクルト」のようなものか)

・どこかの著名人が使ったところ、いつしかそれが浸透した

 理由としてはざっとこのあたりが考えられるわけだが、さぁ果たしてどうだろう。読者諸氏の意見も是非聞いてみたい。というか昼間っから俺はこんなことばかり考えているわけで、それこそ全くもって疑問をむけるべき謎の領域なのだが。
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by gesotoku | 2006-04-12 11:40 | 雑談・愚痴

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