こちら豊島区池袋雑食課

カテゴリ:池袋ラーメン戦記( 74 )




豊島区役所そば ラーメン「我空」

 2月28日にラーメンの新店が出来たという噂を聞きつけたので早速昨日行ってみることにした。豊島区役所の近くということで場所はすぐ分かったのだが、入り口の戸を開けた瞬間思わず面食らった。
「これラーメン屋?」
 エントランスが広く空けられたシックな空間で、コンクリ打ちっぱなしに硬質な黒枠が走るコントラスト。一瞬、「御指名はございますか?」と聞かれるんじゃないかと錯覚するも、横にある券売機の存在が俺の正気を呼び戻してくれた。
 ちなみにメニューは「豚そば」「つけ麺」、それに味玉をつけるかつけないかというバリエーションだけで、つまり4ボタンのみ。実質2種類しかない。大盛りボタンはおろか、サイドメニューなども無い。一本気と思う前に「ほんならこないにでかい券売機じゃなくても」という思いがグルグル巡るも、とりあえず注文を。
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 まずは肝心のスープだが、Wスープと思われる。カツオの風味はあるが特有の臭いはあまり無い。コクはあるがクセはない。品が良くまとまっているとも言えるが、「ラーメンは良い意味でジャンクフード」が自論の俺としてはちょっぴり物足りない気もする。味の感じはここからちょっと五叉路を超えた所にある「七人の侍」に近いか。立地のみならず味も微妙に近いとはこれいかなる計算か。断っておくが、両者はあくまで別系列店である。
 しかし、どういうわけかこれがつけ麺になるとスープと麺の相性は一躍抜群になる。スープのコクと麺の香りが口の中でフワッと膨らむ、はじめての経験だ。
 そもそもつけ麺のタレにしてはストレートな勝負をしている。大勝軒の系譜をひもとかずとも、多くの「つけ麺」は甘塩っぱいか、若干酸味が利いたタレである。あくまでラーメンのスープの延長線上にありながらも、きちんとそれなりに美味しい。基本的には大きな違いがないように思えるのだが、つけ麺のスープに比べるとラーメンのそれはやや平板に思えてしまうくらいだ。

 麺はピンと張りのある細麺で、このテのラーメンとしては割と珍しい。この比喩が妥当かどうか分からないが、「日清 麺の達人」の麺のような独特のハリがある。麺を噛むと豊かな香りがする。ほぐれ豚にミジンギリ長ネギの組み合わせもなかなか悪くない。
悪くないが、脂が少々しつこいかなとも思う。あと単価が少し高い。ノーマルラーメンに800円というのは池袋でもなかなか強気な設定だ。
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 異色な点が多いゆえか、客足はまだまだ少なめといったところ。まだ開店したばかりで日も浅いから、一際とびぬけたパンチ力があればあるいは池袋の「二郎」のように化けるのかもしれない。充分に美味しい部類だとは思うが、繰り返し通うには色々ヒッカカリもある、そんな印象である。
 帰りは20時近かったのだが、出るころにはもうシャッターが半分閉まっていた。閉店は21時だというから随分早いんじゃないか? 俺なんか気付かないで思いっきり顔ぶつけちゃったよ。まだ鼻がヒリヒリする。客商売なんだから、そういうところも充分気をつけてもらいたいものだな(逆恨み?)



我空(がくう)
豊島区東池袋1-31-7 地図はこちら
営業時間 11:00-21:00 
定休日 無休
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by gesotoku | 2006-03-09 20:50 | 池袋ラーメン戦記

池袋「ひかり町ラーメン名作座」が2006年2月末で終了

 かねがね予想していた事ではあったのだが……。
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 ひかり町ラーメン名作座が遂に2006年2月いっぱいをもって終了する。

そこへ突如ラーメンテーマパークがぶちあがったのは、2004年の2月3日のことだった。仕掛け人はヴィジュアルジャパン。全国各地に同様のラーメンテーマパークを展開する企画コンサル企業である。
 もともと「ひかり町」は六十階通りとサンシャイン通りに挟まれた場所に位置しており、マーケティング的な側面だけを見れば潜在ユーザー数は膨大だったのだろう。

 外食テーマパークとして成功した先駆者としては、なんといっても新横浜の「ラーメン博物館」が有名だ。ラーメンをテーマパークにする、という斬新な企画は当初の真新しさも手伝って、大きくマスコミ等で取り上げられ一躍成功を収めた。いまなお新横浜では行列が途絶えず、多い時には二時間待ちにも及ぶという。

「ひかり町ラーメン名作座」も、その成功例をほぼ模倣していた。
「全国の有名ラーメン店の味を一処にして味わえる」
「昭和30年代のノスタルジックな雰囲気」
 意識していたのは、おそらくはそのあたりだろう。が、俺が当時から感じていたことは、どうも表層だけのモノマネに過ぎないのではないかという危惧だった。

 それはどういうことかというと、

・テーマパークとしての面白さがない
・単価が高く、かつ見合った価値が無い
・味の個性が弱く、固定ファンやリピーターがつかない
・ネームバリューが低く、ありがたみがない
・もとよりラーメン激戦区であり、ここに来ずとも全国各地の名店が軒を連ねている。
・絶望的に店内の活気が乏しく、入りにくい

 全国各地のご当地ラーメンを揃え、昭和の名画座チックな雰囲気でまとめ、「いつまでも価値の変わらない、ラーメンの名画を一同に」というのが当初のコンセプトだという。
 さて。これを名画座に例えるならば、ここにおける「ラーメン」とはすなわち「駅馬車」や「ローマの休日」、「ベン・ハー」といったところであり、あるいは「七人の侍」「生きる」等でなければならなかったのだ。
つまり、
「一定の評価を得ていて、体験自体に貴重な価値がある物」
「そのジャンルにおいて見逃せぬ重要な存在」
でなければならなかった筈なのだ。
 しかし、実際に行ってみてフタをあけてみれば、そこにある「映画」は今そこらでやっているような代物で、且つそのどれもさして印象に残らないものでしかなかった。
 確かにネームバリューがなくとも、オンリーワンの魅力に富んでいれば客はつく。そういったものを見つける楽しさはマニアから始まるものであるが、しかし彼等の舌を唸らせるものは残念ながらなかったようだ。

 一般客の興味も惹かず、ラーメンマニアの眼にも止まらない、その後に残ったものは「外装ばかり派手で、活気も何も無い、場所代分高いだけの普通のラーメン」という残骸である。それならば池袋にある、他の名店に流れるのは言うまでも無い話。
 今回の閉鎖は多分に突発的な事態であったと思われる。去年の11月に「麺屋 翔」がオープンしたばかりだったのだが、店主達にとっても納得ずくというわけではなさそうである。どうも、本部の脇の甘さが透けているように思えてならない。
 結果論をいうようだが、オープン当初からこの状況は既に予兆が見えていた。無論、思わぬ計算違いや、招致ラインナップの不備などもあったかもしれない。しかし、にもかかわらずそれに対してなんら有効な手を打たなかった(打てなかった?)のも、また厳然たる事実。やはり怠慢と斬り捨てて、一向に構わないだろう。

 また、名作座の跡地一帯が今後どうなってしまうのか、その事も非常に気がかりである。元々「ひかり町」といえば、昔ながらの昭和風情にあふれた小粋な飲み屋横丁だったのだが、今回の大々的な改装工事により、一帯の半分が取り壊されてしまった。無思慮なラーメンブームの産物が生み出したツケは、いったい誰が払うのだろうか。

 ちなみに俺はこれをみかけた後、隣りの日高屋でタンメンを食べてかえったとさ。
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by gesotoku | 2006-02-21 20:08 | 池袋ラーメン戦記

豚骨ラーメン 「七志 とんこつ編」池袋西口店

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ロサ会館向かって右袖に出来た新店。

ストレートの太麺はなかなか食べ応えがあってウマイ。
タイプとしては家系、それも地元北海道の「山岡家」に近い、、
東京にはあまり見られないタイプの麺なのでそういう意味でもありがたい。

スッキリ仕上がったまろやか豚骨スープも美味しい。
方向性は立教近くの「味千ラーメン」を髣髴とさせるけども、
こちらの方が味わいもコクもぐっと良い感じ。
ノーマルな「らーめん」と焦がしニンニクを張った「七志らーめん」の二種あるが、
まずはノーマルをお勧めする。
というか、フライドガーリックなら備え付けでいいんじゃないのかなーと思ったり。

ちなみに店内には液状の「プーアル茶の素」が備え付けてあり、サッパリとして良い口直しになる。清潔な店内で女性にも抵抗無く入れると思われる。

公式ページはこちら
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by gesotoku | 2005-12-09 23:46 | 池袋ラーメン戦記

揚州商人

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東池袋駅すぐそば。かつて「中国ラーメン陽輝」があったところといえば分かる人もいるだろう。煌々と光るアジアンなネオンがとてもそれっぽい風情で印象的だ。
ここは若干値段が高めなんだが、本格中華ラーメン(そのように呼ぶのが相応しいと思う)が味わえる。写真は酸辣湯麺。独特の香りが湯気に紛れて立ち上る。
酸味の中にもピリッとした味わいでとっても美味しい。
アツアツ極上カキ玉スープにトロミがついていて、それに麺が絡んで寒い時期にはたまらない。あわてて食べて火傷しないように注意!

公式頁はこちら
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by gesotoku | 2005-12-08 14:04 | 池袋ラーメン戦記

南池袋 「弁慶ラーメン」

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ぼちぼち近隣のラーメン屋も行き飽きてくると、ちぃと邪道を試してみたくなるもの。
ぽつぽつ浮気のツマミ食いをして、飽きた頃に本流のよさを再発見するという寸法というか算段でいるのだが、池袋の本妻ラーメン屋っていったいどこやねんと思うとふと何がなんだか分からなくなってしまう。
というわけで今のアタシじゃ当ても無くさまようジプシーです。ジプシーキングスです。ボーラーレー、オーオー。

で、色々そんなこんなのよしなしごとを思い巡らせているうちに、
ちょいと今回は通常あまり行かないような店で、かつ普段まるで頼む事のない味噌ラーメンをちょっと食べてみよう、って事になって、今回南池袋の「弁慶ラーメン」に足を運んだ。
特段この店で味噌ラーメンがスゴイという評判もないし、味噌ラーメンがおいしかった記憶も無かったんだが、それもこれも全て変化球というか未経験への意欲と受け止めて欲しい。

肝心の味だが、可もなく不可もなくの標準的な味噌ラーメン。
580円という価格帯が唯一良心的というか真心誠意を感じさせる部分ではある。
やや固めのチャーシューがスープに沈ませているうちに脂がトロけてなかなかの味わい。
うーん、ライスがくいてぇなぁ。

ちなみに店内はカウンターのみだが割りと広々としており、余裕があるつくりだ。
で、食べている間ずっとカウンターの手前で陣取っている初老のサラリーマンと誰が見ても明らかに「ありゃぁ飲み屋のママだ」と断言してしまうであろう、化粧の濃いオバちゃんがこれまたベタにベタベタな酒場トークを繰り広げていて笑いをこらえるのに苦心してなんとも困った。
とおもってたら、やにわジャンパー姿にスポーツ新聞、よれよれ野球帽のオヤジが闖入してきて
「オウ、ギョーザとビール」
とかのたまうものだから、そのあまりにコント的というか昭和ノスタルジヤに飲まれてしまう一方。
ラーメンよりもずっとそっちの方に神経が行ってちっとも集中できなかったなぁ。まー、これもまたよしか。
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by gesotoku | 2005-11-07 20:32 | 池袋ラーメン戦記

大塚駅北口 豚骨ラーメン「ぼたん」

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ラーメン600円。
ここはあいかわらず最高。
豚骨の香りが匂いたち、湯気にまぎれて鼻腔をくすぐる。
少し大人しくなったかな?とおもうのはこの寒くなりかけた季節柄かもしれないが。
で、ここの麺はカタさが「ハリガネ」までなんだけど本当にカタい。
うかつに食べると生煮えじゃねーかというくらいで、それがまたバチあたりにジャンクな味で良い。
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by gesotoku | 2005-11-02 16:20 | 池袋ラーメン戦記

池袋東口 「ラーメン四天王」

電話の度に サヨナラ 言ったのに
どうして最後は黙っていたの 悲しすぎるわ

~村下孝蔵「春雨」~

やけに風が冷たい今日この頃、
ドアを開ければ朝もやに焚き火のニオイが流れます。
もうすっかり秋ですね。皆さんこんにちは、ゲソです。
秋といえば、スポーツの秋、芸術の秋、色々ありますが、
私の場合はなんといっても食欲の秋ですね。
そんな私は落花生とマックスコーヒーをキめて、千葉県民風情とシャレこみます。

そんないかにもな前置きはさておき。

こないだラーメン四天王ってところへいったわけだ。
”大阪道頓堀で支持を勝ち得ている名店”というフレコミなんだそうで、思えば「大阪ラーメン」ってのは聞いた事ないなぁと新鮮に思って入ってみたのだね。メニューは味噌塩醤油の基本三味なのだが、全て豚骨ラーメン。変わってるねぇ、とおもいつつまずは基本的な塩ラーメンを注文する。っていうか、それはもうただの豚骨ラーメンなわけだがね。
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食べた瞬間「あっ こんなのどこかで食べた記憶があるぞ!」と。
でもそれが何かはどうも思い出せない。近隣で似たようなラーメン屋というのも記憶にない。あれぇ、これなんだったっけな。

スープはネットリした感じで甘め。タレが少しキツイのかな。
濃厚豚骨なのだけど、いわゆる大塚「ぼたん」のワイルドさではなく、丸い感じ。
麺は九州のそれではなく、標準的な太さのストレート麺。
チャーシューはなかなか旨い。ライスが欲しくなる。まぁ実際チャーシューが不味い店ってのはよっぽどだけども。

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店内は清潔で落ち着いた雰囲気。女性客でも入りやすいと思われる。
 で、そういえばここって「コロワイド」経営のフランチャイズだったのね。
ラパウザとかTAPAとか甘太郎だとかを経営している大手の外食産業。
いうたらチェーン店ですわ。
FCやチェーンを馬鹿にするわけではないけど(花月とか好きだもんね)
広く浅く万人受けで、飛びぬけたものが無い、っていういかにもな味付けな事に多少納得が行ったかなと。

最後になって思い出したんだけども、このラーメンね、
大型スーパーのスナックコーナーの味に似てるわ。ニチイとかでこんなんようあったもの。
それを少し豪華にしたような味付け。彷彿とさせるというだけでね、必ずしもけなしちゃいないんだけども。

ラーメン四天王 東池袋店
年中無休 営業時間 11:00~翌2:00

地図はこちら
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by gesotoku | 2005-10-19 13:10 | 池袋ラーメン戦記

前代未聞の千円ラーメン・「高倉 軒」

前回の経緯はこちら。

ついに今回、謎のベールに包まれたラーメン店・「高倉軒」のノレンをくぐった。
店内はカウンターだけの狭いスペ―スだが、中は割と清潔だ。
時刻は19時を少し過ぎたあたりだったが、客は俺一人。
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カウンターに座った目の前には吸殻が入ったままの灰皿が。
恐らく店主のおばちゃんのものと思われる。
タバコを吸っていたのは百歩譲るとして、その吸殻をカウンター上に置いているのはどうなのだろう…などと、思っていると声が掛かる。
「ラーメンは一種類しかありませんがよろしいですか?」
「あ、はぁ、じゃぁそれで」

既存のラーメン屋によくある何気ないやり取りだが、言ってしまってから俺は即座に凍りついた。
確か、店の前の看板には「元祖とんこつラーメン 千円」とあった。
この店で出てくるのは一種類ってことは、即ちこの「元祖とんこつラーメン 千円」の事ではないか。
ただの豚骨ラーメンが千円もするというのだろうか? いや、そんな馬鹿な話はない!
きっと一種類というのは「うちは豚骨味一種類」って意味で、「元祖とんこつラーメン 千円」はきっと所謂"全部乗せ"みたいなデラックスなやつに違いなかろう。
いくらなんでも杞憂にすぎるよな、と思いながらふと目を上げると、壁の上に気になる張り紙を見つける。
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「元祖とんこつラーメン 千円」…どうも、やっぱり、これしかないのかなぁ?どんどん追い詰められていく自分。
しかし、ここでくじけるわけにはいかない。ここは「一年以上の沈黙を破って開店したマボロシの店」なのだから。
極めてポジティブに考えてみる事にしよう。そうだそれがいい。
千円のラーメン一品勝負…もしかすると、物凄い自信のあらわれなのかもしれない。
手間ヒマかけた極上スープに、角煮や煮タマゴや白髪ネギやら明太子やらがワッサー入っているのだろう。きっと。
もう一つの張り紙には「特製トロ細麺を使用しています」の文字が。お、どうやらあったじゃないか。独特の売りが。きっとスゴイ特注の麺か何かなのだろう。

そんなムリクリな期待と一抹の不安を胸に(比率は1:9)、カウンターごしに厨房を覗き込んで、調理の様子をうかがってみることにした。厨房とはいっても、どっちかといえば台所というのが近い気もするが…。
そういえば、ラーメン屋に付き物のでかい寸胴が無い。豚骨店特有の、あの獣臭さも何も無い。あるのは改装したての建物のニオイだけ。
複数のガスコンロに火を入れ、家でインスタントラーメン作る時のような、小さめの鍋を沸かし始める。小さい鍋にはそれぞれモヤシ、やらお湯やらが入っているようだ。一体何をする気なのか、と思っていたらそのお湯に何か入れだした。何と乾麺だ。
マルタイラーメンとか、よく100円ショップで売っているような麺である。これが「特製トロ細麺」?えええ?製麺所のトレーも見えないし、かといって自家製という雰囲気でもない。
これは一体どのような特注乾麺なのであろうか。き、期待は深まる。あくまでも期待と言う事にさせてください。

しかし…手際が悪いのか、なんとも仕事が大変に丹念すぎる。注文してから、もうかれこれ15分は経とうとしていた。客は俺だけなのだが…。この期に及んで「自分、不器用ですから・・・」とかいわないでおくれよ。
オロシニンニクをすり、スープを張り、麺を入れてから、チョコチョコと具材をトッピングしているようだが、それが物凄く、遅い。これがマルタイラーメンなら、もうとっくにのびている頃だ。
いや、「特製トロ細麺」に限ってそんなことは無い。あってたまるか畜生。

それからさらに数分後、退屈で携帯でメールを繰っている目の前に丼が出てきた。
「おまたせいたしました~」
愛想は良い。このあふれる自信を見よ、というくらいだ。
ここはラーメンと引き換えに代金を払うシステムだそうで、おずおずと千円を渡してみる…。やっぱりおつりはないみたい。ホントに千円だったのか!
で、いよいよ当のラーメンとご対面なのだが。
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…正直、微妙な感じだなぁ。

別途鍋でわざわざ暖めていた味付けモヤシだが、ごく平凡な味。自炊のオカズのような味だ。それに紅生姜がこれまた随分とのっている。いわゆる豚骨ラーメンでは臭み消しで入れるもので、通常は備え付けで客が好みで入れる。最初から、コンモリと入っているのはいただけない。刻みノリも大半が既に丼の奥底に沈んでしまってもうドロドロである。半熟卵は…特に味はしない。ごく普通の半熟卵である。で、チャーシューではなく、味の付いた豚のバラ肉が数切れはいっている。あとメンマが少々。

で、スープを飲んでみることに。…臭みは無い。無いかわりに、味気もない。
というかインスタント高菜豚骨味のスープに割と近い。背油が律儀に散らしてあるが、まぁ普通。じゃあ「特製トロ細麺」はきっとやってくれるだろう…。

あ……トロ麺ってノビてグニャグニャになった麺の事かよ!!

ん~~~、もう、なんでこんなラーメンが千円するのだろう。うまかっちゃんを自分で作ったほうがどれだけマシなことか。怒りを通り越してただただ呆れてしまった。おれはキツネにばかされてるのだろうか。誰か俺をツネってくれ。

俺はもう二度と行かないが、この記事を目にした読者様方には是非一度足を運んでみてほしい。なぜなら、後にも先にもこんなラーメン屋は二度と現れないであろうから。
そして、この店自体もう長くないであろうから。希少価値無形文化保護の一環として、騙されたツモリで騙されてみて欲しいと切に願う。そしてその際はお互いご愁傷様を言い合いましょう。
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by gesotoku | 2005-10-07 11:09 | 池袋ラーメン戦記

東池袋 謎のラーメン屋「高倉軒」がオープンしていた!

以前、こちらの記事で取り上げたお店はご記憶だろうか。

この、一年以上前から看板があるのに一度も営業しているのを見た事が無い、
という謎のラーメン屋「高倉軒」だが、
なんと昨日からオープンしてやがりました。あぁびっくりした。

近日挑戦します。
不器用ラーメンは出るんでしょうか。鉄道員ラーメンはあるのか。さて。
そういえば志村軒ってのもあるらしいッスね。
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by gesotoku | 2005-10-05 17:55 | 池袋ラーメン戦記

ブクロにキングなんていらねーんスか?

というわけで、東通りの甚六亭にまたまた行って来た。
キングラーメンがリニューアルしたそうなので、早速ソレを注文してみることに。

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エビ、豚骨、トリガラがスープの主体だそうな。
スープ自体はとても美味しいけど、ラーメンとしてどうかなぁ。
うーん、焦がしネギがいらないかなぁ、フライドガーリックもタップリはいってるし。
折角のエビの香りというか甘味を邪魔しているような気もする。
麺はいつものやや中細麺。食べ応えはまぁまぁといったところ。
池袋のキングを冠する割にはあっさり目な印象かしらん。
まぁ当のキング本人もブットビすぎた挙句丸くなっちゃいましたからね。
そういう意味ではまさにキングラーメン。変に大人にならず、ワイルドでガツンと来る
男児向けのアグレッシブなキングを是非求む。
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by gesotoku | 2005-10-05 15:12 | 池袋ラーメン戦記

池袋界隈を裏からうろつきまわるブログ。雑談も多め。
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